サイト利用の良し悪し

看護師さんはその仕事のキツさから常に人員不足です。
だからこそ就職支援金、転職支援金なるものが存在するのですが...。
今回はその支援金の発生する看護師転職サイトに登録する上で支援金以外にもメリットはあるのか、またデメリットはあるのかということについて考えてみたいと思います。
pc
看護師さんの求人サイトというのは病院からの紹介料で運営されているもの。
ですから会員登録は勿論、応募するのにもお金がかかる事はありません。
支援金もその紹介料から出されています。
サイトに登録する事で何よりありがたいのは求人の数が多いことでしょうかね?
街中で無料配布されている求人誌には歯科助手くらいしか載ってませんし...。

それに、担当のコンサルタントが付くというのもメリットのひとつではないでしょうか。
でも「コンサルタント」って言われてもピンと来ませんよね?一体何をしてくれるのかというのが気になるのではないかと。
コンサルタントは職場の環境や離職率などの詳細を伝えてくれる他、希望条件を聞いて有利な履歴書の書き方や面接での注意点などのアドバイスもくれます。
その上転職先で給料などの交渉まで行ってもらえるとか面接日時の決定まで任せてしまえるんだそうですよ。

ただしこのコンサルタントも担当してもらえる人によるんですよね。
最初にも言いましたように、転職サイトとは病院に支援金を頂いて運営しているサイトですから、万が一ハズレのコンサルタントに当たってしまった場合には強引に紹介されてしまったり良い部分のみしか伝えられなかったりっていうこともあるんだそうです。
それから、サイトからの応募は直接の応募に比べると少し不利になるというのも事実です。
同時期に希望があったとするならば、紹介料のかからない方が選ばれやすいっていうのは当然ですよね?

看護師の不足

看護師というのは昔から女性に人気のある職業です。
小さい子供に将来の夢を聞いた時などにもお花屋さんに次いでよく名前の挙がる職業ではないでしょうか?
特に今はどこも不況で就職が難しい時代ですから、資格さえ持っていれば一生働けるというメリットのある看護師という仕事は大変魅力的なものと感じられていることでしょう。
現に看護師を目指しているという女性は年齢を問わずたくさんいらっしゃいます。
なのに今では就職支援金を用意しなくてはいけない程に人員が不足している状態にあるんですよね。
今回はその看護師不足の原因が一体何処にあるのかというのを調べてみました。

benkyouまず、原因の一つとしてそう簡単になれる職業ではないというのがありますよね?
看護師になるには国家試験に合格して資格を得る必要があるのですが、国家試験を受ける為には看護師養成学校で3年以上学んだ実績や卒業したという証明もしくはその可能性があるとされている者という条件があります。
看護師資格は生涯免許ですから取得する為のハードルが高くて途中で挫折してしまう人も多いんだそうです。
一方で一度社会に出て違う職業を経験してから勉強しなおして看護師に転職したという人もたくさんいらっしゃるんですよね。
双方の違いは何なんでしょうか?
...やはり一度社会に出ていると精神的にも強くなれるということでしょうか?
babycar
あと、考えられるのは働きやすい職場環境が整えられていないということでしょう。
女性の多い職場だからといってサポートが行き届いてるというわけではありませんから看護師免許を取得しているのに看護師として働いてはいないとか、一時期働いてはいたもののすぐに別の職場や職種に移ってしまったという人が多いんだそうです。
特に看護師というのは勤務時間にも斑がありますし心身共に疲れも溜まりやすいので家庭との両立が難しい職でもあるんです。
ですから資格も持っているし働きたいのだけれどもそれが難しい状況にあるという人もたくさんいらっしゃるんだとか。

信頼が大事

call
病院や福祉施設、老人ホームはどんどん新しく建てられているというのに、そこに勤務する看護師が足りない。どこの医療機関も人手不足で困っているのが現状です。だから有能な新人をより多く雇いたくてどこも必死なんでしょう。
支援金を出してくれるというのもその看護師不足の深刻さゆえなのです。派遣の看護師さんだっていらっしゃいますけど、基本的に看護師の派遣というのは法律で禁止されているので長期間雇うということができないんです。派遣の看護師さんが許されているのは産休や病気で一時的に減ってしまった人員の穴埋めとか老人ホームなどの福祉施設での勤務など。その業務についてもかなり限定されてしまうので、病院にとってはあまりプラスにはならないのです。
看護師不足に伴って看護師専門の求人サイトはどんどん増えてきています。求人サイトというのは医療機関に働き手を紹介するのがお仕事です。万一そのサイトで紹介されてやってきた人たちが次々と短期間で退職してしまったとすると、紹介したサイトの信用はガタ落ちとなってしまうのです。信用が落ちると当然「あのサイトに紹介されてくる看護師はダメだ」といううわさが他の医療機関にも広まってしまい、最悪サイトの運営もできなくなってしまうんですよ。そうなってしまわないように「うちで紹介している職場に就職できれば毎月これだけのお祝い金を送らせてもらいますよー」という約束を取り付けるのです。
そうすれば「お金をもらえるのなら」とそのサイトを使って職場を探す人も増えるし、お祝い金は分割なので少なくとも支払いが行われている期間に辞めてしまうという人はそうそういないでしょうから信頼も失わずに済むようになるのです。
そこまでしないと長期的に働く事ができないっていう人が多いのかと思うとちょっと残念な気持ちにもなりますけどね。「せっかく雇ってもらえるとこがあるんだしもっと頑張れよ!」ってww
いや、でも誰にでも事情はあるものですし無責任にそんなこと言うもんじゃないんですけど...。

支援金がもらえる理由

転職するには色々と準備があります。

就職先が見つかったとしても、その職場が遠ければ寮でもない限り部屋を借りて引っ越さなければいけません。

そのためには敷金、礼金、引越し代、家賃、保険料、一ヶ月の生活費などかなりの大金を用意する必要があります。

ですが、お金を稼ぐために職を見つけているのに出だしがこれでは大変ですよね?

万一その大金を親や友人に借りることができても毎月返済に追われてたらいくら頑張って働いていても生活は一向に楽にはならないと思います。

そんな風に考えたらもっと近場で違う場所を探した方がいいんじゃないかと思ってしまってせっかく就職するつもりでいた職場を諦めてしまうかもしれません。

そうなれば、有力な人材が減るということになりますから当然その職場にとってはマイナスでしかないはずです。

そこで、支援金という制度ができました。

サイトによって違いますが大体の支援総額は10~30万円、多いところでは50万円というところもあります。

しかしそんな大金が一括でもらえるというわけではありません。

医療機関はサイトに報酬を支払っているので、せっかく雇った人がすぐにやめてしまうと大きな損失となるんです。

ですから、支援金を分割にすることで雇った人の心を繋ぎとめようという作戦なんですね。

ですが、まぁ、余程その環境に合わなければ辞めることも可能です。

その場合は当然その後支払われるはずだった支援金は受け取れなくなりますけどね?

怪しいお金ではありません

看護師求人サイトを利用することで、支援金というものがもらえるところがあります。しかも、登録や利用する側は無料です。そんな有利な話があるものかと思ったのですが、実在するのですね。

看護師のための転職・求人サイトは、名前の知れた大手企業が運営していますし、怪しい話ではなさそうです。なぜ、無料で利用できる上にお金までもらえるのでしょうか。それにはきちんと理由がありました。

仕組みとしては、病院が求人サイトに募集情報の掲載を依頼、それを見た求職者が応募して採用が決まると、掲載から採用に繋がったことで病院は求人サイトに成果報酬を払います。そしてその成果報酬の中から支援金をもらうことになっているのです。求人サイトは成果報酬を受け取り、病院は人材を得られ、求職者は仕事先が決まると共に支援金ももらえる、と皆にメリットがあります。

そうなると、支援金がもらえるサイトを利用した方が断然いいですよね。看護師専門の求人サイトの多くはアドバイザーがついて、転職に関するアドバイスを受けられますし、条件に合った仕事先を探す手助けもしてくれます。また、転職エージェントの話でよく聞く非公開求人なんかも見つけられます。

今、多くの病院が看護師不足に悩まされていますし、なるべく長く働いてほしいと願っていると思います。そのため、支援金を就職のお祝い金として、キャリアを築くためとして、どうぞ使ってくださいと心から出しているのではないでしょうか。

襵